これまで子どもたちのおもちゃと思われてきたキャラクター人形が、最近では大人たちの趣味、コレクションとして人気を集めている。「フィギュア」はキダルト(子どものような趣向や感性を持った大人)文化をリードする一つのトレンドとして定着しており、数万ウォン(数千円)台から高いものでは数百万ウォン(数十万円)以上するものまである。アニメのキャラクターはもちろん、アベンジャーズやディズニーなどの映画が人気を集めたことを受け、種類も多様化している。最近、済州道にこうした人たちの夢とファンタジーを実現させたフィギュア・ミュージアムがオープンし、注目を集めている。
2017年9月28日、済州道西帰浦市に、実物大の映画キャラクターなどを集めたフィギュア・ミュージアム済州がオープンした。子どもから大人まで、あらゆる世代が共感できるよう、アニメのキャラクターからゲーム、映画、そして米国ドラマの登場人物に至るまで、さまざまな種類のフィギュアが展示されている。
1階では「X-MEN」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」などマーベル・コミックのヒーローたちを目にすることができ、2階には「バットマン」や「スーパーマン」「ディズニー」「スターウォーズ」などのキャラクターが展示されている。2階に上がるとすぐ、バットマンとジョーカーの模型、実物大のバットモービル2種が目に入ってくる。