12月13日に放送されたグルメ番組『水曜美食会』(tvN)は、ギョーザがテーマだった。この日は食通として知られるお笑い芸人のキム・ジュンヒョンがゲスト出演し、彼ならではの食事をおいしく食べる方法を伝授した。では、同番組でギョーザの名店として紹介された「店じまいする前に行くべき食堂」を見てみよう。
◆口福マンドゥ(ソウル市竜山区)
この日最初に紹介された店「口福マンドゥ」は、雪の花のように美しいことから雪の花ギョーザとも呼ばれる「水煎包」で有名だ。特にシロキクラゲが入っており、キノコの香りが濃厚なギョーザは、この店だけの秘法により最高の味に仕上がっている。
同店を代表するメニューは伝統ギョーザで、歌手イ・ヒョヌは「油を使っておらず淡泊な味。水で調理している」と説明。一方、キム・ジュンヒョンは「宝物のようなギョーザを見つけた感じだった。白酒が飲みたくなったよ。エビギョーザを食べたらそれが切実になった」と言って絶賛した。
◆聚泉楼(ソウル市鍾路区)
次に紹介されたのはソウル・西村エリアにある「聚泉楼」で、およそ70年にわたり受け継がれてきた伝統の味を誇る。代表的なメニューは肉ギョーザと水ギョーザで、肉ギョーザは厚めの皮の中に肉汁たっぷりの具が詰まっている。料理研究家ホン・シネは「厚い皮で包まれているが、かむとき、具と皮に全く異質感がない」とコメントし、コラムニストのファン・ギョイクは「王ギョーザも口に入れるとじわっと肉汁が流れ出てくる」と説明した。
キム・ジュンヒョンは水ギョーザについて「テイクアウトして食べたのだが、最初に水ギョーザは調理済みの状態で持ち帰ることはできないと言われた。それで、ギョーザを買って帰って自分で調理して食べた。ひらひらした皮が本当においしかった」と話し、満足感を示した。