俳優・歌手のJYJユチョン(パク・ユチョン)が保有している31億5000万ウォン(約3億3000万円)のマンションが税金未納を理由に公売物件として掲載された後、取り消されていたことが分かった。公売とは、国が差し押さえた財産を売却する制度だ。
韓国資産管理公社などによると、13日にユチョンが所有するソウル市江南区三成洞のマンションが国有財産公売システムに差し押さえ財産公売対象として掲載されたという。
この物件はソウル市メトロ9号線・奉恩寺駅近くの高級住宅地にある広さ182.21平方メートルのマンションで、鑑定評価額は31億5000万ウォンに達する。ユチョンはこのマンションの分譲初期だった2013年4月に13-14階を購入した。ユチョンが所有するこのマンションは、サムスン生命保険株式会社が順位1-2番の根抵当権設定者になっており、債券額は26億8800万ウォン(約2億8400万円)だ。
江南区庁税務課は、税金未納によりマンションを差し押さえた後、公売に出した。しかし、入札が行われる前にユチョン側が税金を一部納付したため、現在は公売が取り消されている。
ユチョンの資産管理人側は「今月末までに支払わなければならない税金を納付した。売ろうと思って既に売りに出していたものだった」と話している。