SHINeeのジョンヒョンさんが生前、憂うつな気持ちを打ち明け、つらさを訴える内容が収められたインタビューが公開され、よりいっそう悲しみが広がっている。
ジョンヒョンさんは今年5月、あるメディアとのインタビューで「幼いころから、ばかげたことについて、夢想家のようにあれこれ考えをめぐらせていた。人が苦痛を受けながら成長していくのは、生きるためだと思う」と語った。
また「僕は基本的に悲観的な人間だ。幼いころからよく憂うつな気持ちを表してきたし、今も同じだ。でも、いつまでもそんな風に憂うつな気持ちを抱いていたら、生きていけそうにない。人生の前半はそんな憂うつさがあっても生きられるけれど、成長するためにはそんな気持ちを捨てなければ生き残れない」と打ち明けた。
さらにジョンヒョンさんは「僕が自分の殻に閉じこもって死なないようにするためには、たとえ苦痛でも成長しなければならないのだけれど、怖くて立ち止まってしまったら、結局幼い精神のままとどまるしかない。僕は自分自身を変えることを選んだ。僕自身の姿を大衆の前に出すこと。僕の考えを理解してもらおうと努力すること。僕がこういう人間だということを人々に知ってもらい、みんなが知っているということを僕が知っていなければ、僕は防御態勢を取れない」と説明した。
ジョンヒョンさんは家族とのエピソードも公開。ジョンヒョンさんは「数年前、母と姉に泣きながら不満をぶちまけたことがある。かなり酒に酔って。母と姉に幸せかと聞いてみた。僕の人生で最初の目標だった。母と姉が幸せだということ。2人とも起き抜けに幸せだと言っていた。それがとてもうらやましかった。幸せだと答えられること。僕はそうじゃないのに。僕も幸せになりたいと言ってボロボロ泣いた。母と姉にひどいことをしたと思うけど。あのときから幸せについていろいろ悩んだ。6カ月くらい、僕はどうやったら幸せになれるか、具体的に考えた。僕に変化の時が来たようだ。これからは幸せにならなきゃいけない」と話していた。