Dear cloudのナインが、SHINeeジョンヒョンを追悼した。
ナインは19日午前、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でジョンヒョンの遺書の全文を公開すると共に、故人を回顧した。「ジョンヒョンと最後のあいさつをしてきた」というナインは「笑っている遺影を見ても、僕はいまだに、ジョンヒョンが僕のところにやってきて、これは全部夢だったように笑ってくれそうに思っていた」と残念な思いを露わにした。
最近ジョンヒョンから深い打ち明け話を聞いたというナインは「毎日のように、かなりつらかったらしい。不安になって家族にも伝え、彼の心を離さないよう努めたけれど、結局は時間を遅らせただけで、彼の最期を止めることはできなかった」と自らを責めた。
続いて「まだ、この世から彼がいなくなったということが信じられず、とても苦しい。今も、この文章を載せるのが正しいことなのか怖くもあるが、ジョンヒョンから『自分が世間から姿を消したら、どうかこの文章を直接載せて欲しい』と頼まれた」と、遺書を公開した理由を説明した。
今からでも、ジョンヒョンは独りじゃないということを知らせてやりたい。そして、ご苦労さんと、本当によくやったと、よくがまんしてくれてありがとうと言ってやりたい」と付け加えた。
ジョンヒョンがSNSを更新した最後の記事は、先月20日に掲載した、Dear cloudの「君がそばにいて」の歌詞の一部だ。Dear cloudは、ジョンヒョンがパーソナリティーを務めていたMBC FM4U『青い夜 ジョンヒョンです』にレギュラー出演し、友情を育んだ。最後の瞬間まで友人として、ミュージシャンとして互いに支え合っていた二人の友情が、残念な思いを募らせる。
ジョンヒョンは18日午後6時10分、ソウル市江南区清潭洞の集合住宅にて心停止状態で警察と119(消防隊)に発見され病院に搬送されたが、亡くなった。警察は午後4時42分、極端な選択をしているようだという実姉の通報を受けて出動し、位置追跡を行ってジョンヒョンを発見した。