12年ぶり映画出演イ・ヨンエ『下の家』、「強いメッセージ」

12年ぶり映画出演イ・ヨンエ『下の家』、「強いメッセージ」

「ユニークなやり方で強力なメッセージを残してくれたように思う」

 女優イ・ヨンエが主役を演じたイ・ギョンミ監督の短編映画『下の家』に、こうした評価がなされている。

 17日午後10時30分から総合編成チャンネルJTBCの番組『全体観覧可』で公開された『下の家』に視聴者は、「誰か、もうちょっと解釈を…難しいよ」など、難解だという意見を寄せた。「ちょっと難解だたが、パズルが組み合わさるようにだんだん面白くなった」など、内容を理解した視聴者の好評も相次いだ。「イ・ヨンエは半端なく綺麗」という、イ・ヨンエの相変わらずの美しさへの賛辞もあった。

 『下の家』はPM2.5をテーマにした映画で、下の家から漂ってくるたばこの煙に悩む、ある女性の物語を描くと予告された。イ・ヨンエが『親切なクムジャさん』以来12年ぶりに出演する映画ということで関心を集めた。

 イ・ヨンエは、ノイローゼにかかった、強迫的な人物を演じた。制作陣は「イ・ヨンエにとっては型破りな演技が必要な状況だったが、自分自身をモニタリングして『ちょっと弱いみたい。もっとやらないといけないみたい』と、積極的にアイデアを出してくれた」と伝えた。

キム・ウング記者
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