俳優キム・ムヨル(35)が妻で女優のユン・スンア(34)への愛を語った。
キム・ムヨルは23日午前、ソウル市鍾路区内のカフェで、出演映画『記憶の夜』(チャン・ハンジュン監督)についてのインタビューに臨んだ。今年2月に公開された『メソッド』で映画に復帰したユン・スンアについて「俳優として作品を出すことができるというのはうれしいことです」と語った。
キム・ムヨルは「幸いなことに、封切りの時期が違っていたので競い合うことはありませんでした」と笑った。
ユン・スンアが『メソッド』のインタビュー時に夫キム・ムヨルについて「今もときめいている」と表現したことについて、当のキム・ムヨルは「皆さんに『あの夫婦は何だ』と言われていそうですね」と言いながら、顔を上げられなかった。
そして、妻のユン・スンアとは相変わらず仲が良いことを告白、自身も「今でもときめいています」と、妻への愛を語った。
「『記憶の夜』は観客をとりこにしてヒットすると思うか」と質問すると、キム・ムヨルは「ヒットするかどうかは考えないようにしています。忘れるようにしていますね」と答えた。
さらに、「私は私のポジションでできることについてベストを尽くしたいと思っています。ほかのことはほかのパートですることです。ヒットというのは観客が決めることです。ただ、『私たちの映画はこういうものです』『こういう映画があります』と話すことはできます。失礼かもしれませんが、お願いをするなら『見てください』と言うこともできます。でも、興行に関しては本当に考えないようにしています」と説明した。
『記憶の夜』の撮影エピソードについては、ほかに減量の話題が出た。キム・ムヨルは「今回の編集版を見て、自分でもあんなにやせているとは気付きませんでした。本当に驚いた。監督に『筋肉を落としてほしい』と言われました。体形を維持しようとかなり努力していたのですが、監督に『筋肉バカ』『普通じゃない』と言われて悩みました。とにかく、撮影時は5-6キログラム減量しました。減量した状態をキープするのも大変でした」と打ち明けた。
『記憶の夜』はある日突然、拉致されて記憶を失い、変わってしまった兄ユソク(キム・ムヨル)と、兄の足跡を追ううちに自分の記憶すら疑い始める弟ジンソク(カン・ハヌル)の「交錯した記憶の中の殺人事件」の真相を負うサスペンス映画。今月29日公開。