女優オ・ユナ(37)が人生のスランプについて打ち明けた。
ドラマ『姉は生きている』(SBS)が最近最終回を迎えたのに合わせ、オ・ユナは10月25日午前、ソウル市江南区のカフェでインタビューに臨んだ。
元レースクイーンのオ・ユナは、2004年から本格的に女優としての道を歩み始め、既にデビューから13年たつ。オ・ユナはたゆみなく女優活動を続け、個性的な演技で人気を集めている。
また、オ・ユナは2007年に結婚したが、8年後の2015年に離婚。現在は女手一つで子どもを育てている。
オ・ユナは「私は平坦な人生を歩んでおらず、普段からほかの人があまり経験しないことをよく経験しているみたい。そのせいか、演技をするとき役に立つ部分もある。とにかく演技にもっと集中できる。オ・ユナ個人の人生としては少し面倒だけど、私は演技者だし、ある意味女優としては幸せなこと」と説明した。
女優生活を送る上でスランプはあったかという質問に対し、オ・ユナは「09年ごろスランプになった」と語った。オ・ユナは「09年にKBS第2テレビの『風の国』に出演していたとき、甲状腺がんの手術を受けた。たぶん、そのときがスランプじゃなかったかと思う。ドラマ撮影中で、視聴者に病気の気配は見せられないから、とにかく演技をしなければならなかった」と振り返った。
続いてオ・ユナは「ある作品をやると決めたら最後まで終えないといけないので、実際、あのときはものすごくつらかった。09年、10年、11年、そのころが個人的につらかった。そのせいか、当時は演技にもあまり集中できなかった。あのドラマは二度と見たくない」とジョークを飛ばした。
さらに「当時は子どももかなり手がかかった。今ではかなりよくなったけれど、(当時は)大変だった。子どもを育てないといけないけれど、女優をやめようかとも思った。当時は年も若くて20代後半、29歳だった。それでも、演技に集中して乗り切った。それで『ああ、私は女優を続けないといけないな』と思った」と打ち明けた。
なお、オ・ユナは『姉は生きている』でキム・ウンヒャン役を熱演し、好評を博した。