キム・ジス、造血幹細胞バンクの広報大使に

キム・ジス、造血幹細胞バンクの広報大使に

 女優キム・ジスが白血病患者のため自身の造血幹細胞(骨髄に存在)を提供し、命の分かち合いを実践した。キム・ジスはそれとともに、カトリック大学医学部カトリック造血幹細胞バンクの広報大使に任命された。

 所属事務所ナム・アクターズが10日発表したところによると、キム・ジスは10月27日、シェラトン・ソウル・パレス江南ホテルのグランドボールルームで開催された造血幹細胞提供者のための集まり「星が輝く特別な夜に」に出席し、広報大使に任命されたという。

 キム・ジスは2005年に造血幹細胞の提供にサインした後、2011年に自分と遺伝子型が一致する白血病患者がいるという連絡を受け、造血幹細胞を提供。引き続き造血幹細胞の提供に賛同するなど、臓器提供に対する理解を広めることに寄与し、人々の手本となってきた。

 キム・ジスは「造血幹細胞の提供にサインをした後、7年後に遺伝子が一致する患者がいるとの連絡をいただいた。正直、怖さもあったが、私の存在がいいことに使われればと思い、提供した。私が経験した分かち合いの奇跡により多くの人たちが賛同してくださるよう、尽力したい」と話し、広報大使としての覚悟を示した。

ユン・サングン記者
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