故キム・グァンソクの妻、警察は「遺棄致死など嫌疑なし」

故キム・グァンソクの妻、警察は「遺棄致死など嫌疑なし」

 娘に対する遺棄致死および詐欺の疑いで告発された歌手・故キム・グァンソクさんの妻ソ・ヘスン氏について、警察は嫌疑なしとの判断を下し、不起訴の意見を付して検察に送致した。

 ソウル地方警察庁広域捜査隊は10日、ソ・ヘスン氏に対する娘の遺棄致死および詐欺告発事件を捜査した結果、犯罪の事実を認めるだけの証拠がないという理由で、不起訴(嫌疑なし)意見付きでする中央地方検察庁に送致したと説明した。

 ソ・へスン氏は▲未成年者である娘キム●●さんが急性肺炎を発症するようにさせ、適切な治療を受けさせず放置し、2007年12月23日に死に至らせ(遺棄致死)▲知的財産権確認訴訟で、死亡した娘が生きているかのように装い、2008年10月に自分に有利な調停合意を導き出した(詐欺)疑いで、キム・グァンソクさんの兄グァンボク氏から9月21日に告発され、警察の捜査を受けてきた。

 これをめぐり広域捜査隊は、被疑者および医師、救急隊員、(娘の友人の)保護者ら参考人47人を調べ、死亡した娘に関する病院の診療記録、保険内容、被疑者のカード利用明細、娘の日記帳、携帯電話、関連する民事訴訟記録などを分析するなど総合的に捜査を実施したという。

キム・ヒョンロク記者
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