韓国人俳優マ・ドンソクがアメリカのマイティ・ソーに競り勝った。
マ・ドンソク主演映画『ブラザー』は公開初日の2日に10万944人を動員、興行成績デイリーランキング1位でスタートした。『ブラザー』が1位になった一方、米マーベル・スタジオ制作の映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』には同日、9万9573人が入場して2位に順位を下げた。通算観客動員数は273万人だ(3日、映画振興委員会・映画館入場券統合ネットワーク調べ)。
この2作品の観客動員数の差は約1300人と小さく、『マイティ・ソー バトルロイヤル』は1週間前に公開された作品なので、競争では不利な面があるが、韓国の中小規模映画がハリウッド大作を相手にこのような成績を挙げたのは励みになる。
『ブラザー』が『マイティ・ソー バトルロイヤル』を抑えて1位スタートを切れたのは、主演俳優マ・ドンソクの好感度が作品への関心につながったためと見られる。同じくマ・ドンソクが出演している『犯罪都市』は通算観客動員数600万人を突破しており、マ・ドンソクの株が急上昇している。公開から1カ月過ぎているのにもかかわらず、『犯罪都市』は『ブラザー』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』、韓国映画『沈黙』に次いで4位にランクインし、ロングランとなっている。
『ブラザー』と同じ日に公開された『沈黙』は5万7510人が入場し3位になった。