キム・ジュヒョクさん事故死、警察が薬の副作用説を一蹴

キム・ジュヒョクさん事故死、警察が薬の副作用説を一蹴

 10月30日に交通事故で突然この世を去った俳優キム・ジュヒョクさんの死因をめぐり、薬の副作用の可能性が取りざたされていることについて、警察は「確認されていることは何もない」と一蹴(いっしゅう)した。

 ソウル江南警察署の関係者は1日、故人が薬物を服用したことによる副作用の可能性について、スターニュースに対し「まだそういう話は聞いていない。万一解剖の結果、薬物による異常があったという話があればそのとき、処方した病院を調べる方針だ」と語った。

 あるメディアは1日、故人の死因をめぐり薬物による副作用の可能性について報じた。キム・ジュヒョクさんの知人の言葉を引用し「キム・ジュヒョクさんは1カ月前からA薬品を服用していた」とし、薬箱の外側にはキム・ジュヒョクという名前とともに「一日1錠ずつ飲むように」と書かれていたと報道。

 さらに、該当の薬は皮膚科や精神科で処方しているもので、不安や緊張を和らげ、かゆみにも効くという、広く使われている薬だが、神経系や心血管系の副作用が出る可能性があるため、医師の処方が必要だという。

 これを受け、遺族側は警察に対し、故人が普段通っていたB医院を調べるよう要請したとのことだが、江南署のチェ・チャンホ交通課長は「遺族側から捜査依頼を受けていない」と主張。チェ課長は「解剖結果が出るまで1週間ほどかかる。その結果によって、病院を調べるかどうかも決めることになる」と説明した。

ユン・ソンヨル記者
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