化粧品やキャラクター、ブランドと芸能人らによる、分野の垣根を越えたさまざまなコラボレーションが話題となっている。食品業界でも、これまで想像できなかった食材の組み合わせで新たな味をつくり上げるコラボレーションが相次ぎ登場している。思ったよりおいしく、思った以上の奇抜さで注目を集めている商品を見てみよう。
■サイダー味・コーラ味のポテトチップス
今年初めからサイダー味、コーラ味、ヨーグルト味など、有名商品の味を加えたゼリーが人気を集めていた。そして今やゼリーだけでなく、ポテトチップスでもコーラやサイダー味を楽しめるようになった。コスモス製菓は香ばしく淡泊なポテトチップスに、清涼感があるサイダー味、コーラ味、ヨーグルト味をプラスした商品を発売。商品のパッケージも、サイダーやコーラ、ヨーグルトのボトルを思わせるものになっている。
■チャンポンの材料を使ったピザ
ピザエタンでは「チャンポンピザ」を発売。ピザにチャンポンをトッピング、と言うとなかなか想像できないが、辛さの中に濃厚な旨味が感じられるエビ、イガイ、イカ、サザエなどをトッピング。生地の周りにはエッグカスタードがぬられており、辛さとともに甘さも感じられる。さらに、一般的なホットソースに比べ10倍以上辛いエクストリームホットソースも別途提供されるため、中毒性のある辛さを楽しめる。
■塩入りコーヒー
台湾で飲まれているものの中に塩入りのコーヒーがある。ラテに塩を加えることで、ラテの甘くソフトな味わいを極大化させているドリンクだ。ピングレはこれに目を付け、「ピングレイエローコーヒー」を発売。最近のグルメのトレンドである「甘塩」の法則に合った商品だと評価されている。
■抹茶とコーヒーを一度に
ほろ苦い抹茶とソフトなコーヒーが出会った。台湾茶・台湾ティーを扱う貢茶(Gong cha)コリアでは、コーヒーと抹茶を混ぜた「ダブルグリーンカフェラテ」を発売。済州産の緑茶と酸味のあるコーヒーが調和をなし、お茶の味をよりいっそう豊かに感じられるようにした。アイスメニューの場合、グリーン(抹茶)、ブラウン(コーヒー)、ホワイト(ミルクフォーム)の3色が調和をなし、飲む前にまず目で楽しめる。