今年で5回目を迎えた「歩こうフェスティバル」には、オープンから4カ月を迎えたソウル駅高架公園「ソウル路7017」を通り過ぎるコース(7.4キロ)が初めて追加された。定員1000人は光化門広場コースより早く締め切られた。9月24日午前7時を過ぎると、楽なトレーニングウエアを着た市民たちが、ソウル路西部の万里洞広場に集まってきた。参加者たちは、ソウルの新たな名所であるソウル路をバックに次々と記念撮影をしていた。
ソウル路コース参加者たちは午前8時10分ごろ、光化門広場コースの参加者たちと同時に体をほぐし、準備を始めた。楽しい音楽に合わせて軽いストレッチなどをして体をほぐした。ダンスも踊った。参加者たちは8時30分、光化門広場でのカウントダウンに合わせ、ともに出発した。西大門区弘済洞在住のイ・ジョンマンさん(77)は「1960年7月13日、論山訓練所で知り合った軍隊の同期5人と一緒に3年前から参加している。歩きながら昔話に花を咲かせ、思い出を振り返ることができる大切なイベント」と語った。愛犬とともに歩く参加者も多かった。マルチーズのヨニを連れて参加したイ・ヒョスクさん(61)は「愛犬に、車を気にすることなく歩いたり走ったりする自由を与えたくて参加した」と語った。また、結婚47年目だというファン・グァンヨンさん(77)、ユン・ジョンヒさん(71)夫妻は「これまで4年間、毎年歩こうフェスティバルに参加している。これからも夫婦で手を取り合い、車のない通りを歩きたい」と話していた。