リュ・スンワン監督作品でこの夏大ヒットした映画『軍艦島』のディレクターズ・カットがシッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀作品賞を受賞した。
『軍艦島』は15日(現地時間)、スペインで開催された第50回シッチェス・カタロニア国際映画祭の閉幕式で、コンペティション部門のオービタ部門で最優秀作品賞を受賞する栄誉に輝いた。5日に開幕した同映画祭は、ブリュッセル国際映画祭・ポルト国際映画祭と共に世界3大ファンタスティック映画祭と呼ばれている。
『軍艦島』が招待されたオービタ部門は同映画祭の公式コンペティション部門の1つで、その年で最も注目すべき作品を紹介し、全部門の招待作の中から観客の投票だけで最優秀作品賞を決める。『軍艦島』は北野武監督の『アウトレイジ 最終章』やテイラー・シェリダン監督の『Wind River』など世界的に有名な監督の作品と競い合った。
リュ・スンワン監督は同映画祭で2011年の『生き残るための3つの取引』(原題:『不当取引』)、15年の『ベテラン』に続き3回目の受賞となる。