韓国国内で19本目の「1000万人映画」に名を連ねた『タクシー運転手』が、米国の第90回アカデミー賞外国語映画部門の韓国映画出品作に選ばれた。
アカデミー賞外国語映画部門韓国映画出品作の選定審査委員は「『タクシー運転手』は実話に基づき、韓国の特殊性のみならずアジアの人権や民主化プロセスをうまく表現し、人間が持っている普遍的なヒューマニズムで世界の多くの人々に作品の意味とテーマをうまく伝えられると判断した」とコメントした。
『タクシー運転手』の出品により、主演ソン・ガンホは第88回アカデミー賞外国語映画部門韓国出品作の『王の運命-歴史を変えた八日間』、および第89回の『密偵』に続いて、3年連続でアカデミー賞韓国代表作の主演俳優になった。
なお『タクシー運転手』は、9月3日までに1186万3253人の観客を動員した。