『V.I.P.』イ・ジョンソクが語る「男らしさへの渇望」

『V.I.P.』イ・ジョンソクが語る「男らしさへの渇望」

 俳優イ・ジョンソクが、「男らしさ」への渇望があると語った。

 イ・ジョンソクは映画『V.I.P.』公開間近の8月21日、ソウル・三清洞のカフェでスターニュースのインタビューに応じた際、このように語った。

 今回の作品でサイコパスの連続殺人魔「キム・グァンイル」を演じ、強烈な変身を遂げたイ・ジョンソクは「夢見ていた『男の映画』に出演できてよかった」と満足感を見せた。イ・ジョンソクは、チャン・ドンゴン、キム・ミョンミン、パク・ヒスンなどそうそうたる先輩俳優と息を合わせたことについて「何よりも迷惑になりたくなかったので、尋ねてまわり、一緒に意見を交わした」と語った。

『V.I.P.』イ・ジョンソクが語る「男らしさへの渇望」

 イ・ジョンソクは「先輩方を見ると、ビジュアル的にも男らしさが漂っていた。そういう点では(キム)ウビンも、僕の友だちだが、学ぶところが多い。チャン・ドンゴン先輩を見ていても、ああ、男ならああでないと、という思いを抱いた」と振り返った。

 さらに「男らしさへの渇望や欲望がある。男らしいというのも、外見だけで完成するものではない。僕が眉をしかめたら、もしかすると面白がる人もいるかもしれない。僕が持っていないものだから、持ちたいと思う」と付け加えた。

 映画『V.I.P.』は、韓国の情報機関、国家情報院(国情院)と米国の中央情報局(CIA)の企画で北朝鮮からやってきたVIPが、残酷な連続殺人事件の容疑者とされる中でストーリーが展開する犯罪映画。イ・ジョンソクは、北朝鮮高官の息子でサイコパスの連続殺人魔「キム・グァンイル」を演じ、イメージチェンジを図った。公開は8月24日。

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キム・ヒョンロク記者
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