『軍艦島』リュ・スンワン監督夫妻、全ての映画関連団体から脱退

『軍艦島』リュ・スンワン監督夫妻、全ての映画関連団体から脱退

 映画『軍艦島』のリュ・スンワン監督と制作会社「外柔内剛」のカン・へジョン代表が、これまで参加していた映画関連団体を全て脱退した。

 8日に映画関係者が明らかにしたところによると、夫婦でもあるリュ・スンワン監督とカン・へジョン代表は最近、映画監督組合、映画制作者協会、女性映画人の会など、これまで二人が属していた各種の映画関連団体に脱退の意思を伝えた。

 リュ監督が映画監督組合の副会長を務めるなど、二人ともこれまで各団体で活発な活動をみせてきた。今回の脱退は、『軍艦島』に関する論争と無関係ではないというのが関係者の見方だ。

 先月26日に公開された『軍艦島』は、スクリーン独占論争に続いてさまざまな憶測、論争に巻き込まれている。公開当日に2000を超えるスクリーンで上映され、97万人の観客を集めて関心と論争の中心になってきた『軍艦島』だが、1週間後に公開された『タクシー運転手』ブームにより、興行の勢いはいささか落ちた。今月7日までに動員した観客は621万人。総額260億ウォン(現在のレートで約25億6000万円)の制作費をかけた同作の損益分岐点はおよそ700-800万人だ。

キム・ヒョンロク記者
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