今度は女性アイドルグループKARAのメンバーだった歌手ク・ハラが物議を醸している。またもソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)をめぐる問題だ。ク・ハラと仲がいいことが知られているf(x)元メンバーのソルリ、Brown Eyed Girlsのガインが騒動を巻き起こしたのに続き、ク・ハラまで自らトラブルを招いた。果たして彼女たちにとってSNSは得なのか、損なのか。
ク・ハラは7月26日、写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」に手巻きたばこを持っている写真を掲載し「これ、酸味がある。おいしい」と書き込んだ。これを受け、一部では「大麻ではないか」と疑う声が上がり、ク・ハラは該当の書き込みを削除した後、「ローリングたばこ(手巻きたばこ)です。不思議だったので写真を撮ったんです」と釈明した。
ク・ハラのSNSをめぐる騒動は、親友ソルリの行動とも似ている。自ら騒動を巻き起こしたということだ。ソルリはこれまでインスタグラムを通じ、自らの私生活を誰はばかることなく公開してきたが、度を超えているという声も上がっている。ソルリは下着を身に着けていない写真をSNS上に掲載するなど、露出度の高い写真を公開している。
もちろん、SNSは個人の空間であり、見なければいいという意見もあるだろう。しかし、一般人ではなく芸能人のSNSは、あらゆる大衆が見ることができる空間であると同時に、未成年者も目にすることがあるということを、頭に入れておかなければならない。
そのほか、ソルリは先月も鉄板の上に置かれたウナギを見せ「助けて、うわあ助けて」と言いながらふざける動画を掲載し、批判を浴びた。その後、該当の投稿は削除したが「あなたたち、ウナギ食べないでね、あっかんべー」「ウナギの売り上げがアップしたんだって?」といった投稿を次々とアップするなど、再び物議を醸した。
一方、ガインはインスタグラムに特定の人物を狙った書き込みをした。当時交際していた俳優チュ・ジフンの友人が自分に大麻を勧めたと暴露し、警察による事情聴取にも応じたが、不起訴処分となるなど、波紋を呼んだ。
一時は絶大なる人気を誇ったアイドルグループのメンバーだったク・ハラ、ソルリ、そしてガイン。彼女たちはこれまでSNSを通じ飾らぬ姿を見せ、正直で親しみがあるとして好感を得てきた。しかし最近の投稿をめぐっては、多くのインターネットユーザーから指摘を受けていることも、否定できない事実だ。