俳優キム・スヒョン(29)が、韓国軍に入隊する時期について「来年春を過ぎることはなさそう」と語った。
キム・スヒョンは6月27日午前、ソウル・三清洞のカフェで映画『リアル』(イ・サラン監督)のインタビューに応じ、このように語った。
キム・スヒョンは、韓国軍への入隊時期について「まだ呼び出しが来てない。入隊の時期はまだ分からない」と述べつつも「来年春は越えないだろう。呼び出しを受けたら、出掛けます。行く前から恐怖を抱かないようにしている」と語った。
またキム・スヒョンは、入隊前に作品をやりたいと語り、そうして作品を終える時期と入隊の時期がぴったり合えばいいという希望も覗かせた。ただし「考えている作品はまだない」と付け加えた。
検討中の作品はまだないとしたキム・スヒョンだが、ドラマ出演を考えていることを明かし、「男らしい役ができたらいいと思う」と語った。これは、2015年の『プロデューサー』(KBS第2)が今のところ最後のテレビドラマで、間が抜けていた当時のキャラから抜け出したいという気持ちがあるからだ。
今回、ドラマではなく映画『リアル』で観客の前に姿を見せることになっているキム・スヒョンは、同作にことのほか愛情を見せた。キム・スヒョンは「技術試写会で見た。初めて見たときは、音楽もCGもなかった。どういう演技をやったか見た。これまでやった作品の中では一番面白いと思った」と語った。
面白いと思った理由について、キム・スヒョンは「準備してきたものや態度、そのほかにポイントと考えていたシグネチャーや動作などがカットされることなく生きていて、満足できた。いろいろ見たので、満足感があった」と語った。
映画『リアル』を通して、これまでとはまた異なる姿を見せてくれるキム・スヒョン。観客は映画を通してキム・スヒョンをどう評価するか、成り行きが注目される。