「人気グループJYJのメンバー、パク・ユチョンに性的暴行を振るわれた」と虚偽告訴したとして起訴されたA被告に対し、検察は懲役3年を求刑した。
4日、ソウル中央地裁刑事合意第31部(裁判長:ナ・サンヨン部長判事)の審議で行われたA被告の国民参加裁判で、検察は同被告に懲役3年を求刑した。
先にパク・ユチョンから性的暴行を振るわれたとして告訴したものの、後に虚偽告訴と恐喝未遂で起訴された別の女B元被告は今年1月、裁判所から懲役2年を言い渡されている。
同日の国民参加裁判では、検察とA被告の弁護人が名誉毀損(きそん)の有無をめぐり、攻防を繰り広げた。検察はA被告を相手に性的暴行を振るったとしてパク・ユチョンを告訴し、名誉を毀損したという容疑を立証しようとした。また、A被告がテレビ局のインタビューでパク・ユチョンの名誉を毀損した点も問題視した。一方のA被告側は検察の主張に反論を繰り返した。
また、A被告の弁護人は「(パク・ユチョンの)暴行と脅迫はなかったが、(性的関係に)抵抗した」として、パク・ユチョンとA被告が強制的に性的関係を持ったことを強調した。