BIGBANGのメンバー、T.O.P(本名:チェ・スンヒョン)が直筆の謝罪文を発表し、頭を下げた。
ソウル中央地裁では29日午前、T.O.Pの大麻吸引容疑(麻薬類管理法違反)をめぐり第1回公判期日が開かれた。T.O.Pはこの日、裁判所に入る前に玄関近くで報道陣の前に立ち、直筆の謝罪文を発表。
T.O.Pは「今回のことで多くの皆さんを傷つけ、失望させてしまったこと、心からおわび申し上げる。私はとても愚かだった。長い間ひどいうつ病、睡眠障害、不安障害を患い、暗闇の中に逃げようとする日々が続いた。そうして精神状態が乱れ、衝動的で誤った行動により、取り返しのつかない大きな過ちを犯してしまった」とコメント。
さらに「大きな失望を与えてしまった。自分自身がとても恥ずかしい。今後は二度とそんなことはしないつもりだし、どのような処分も受ける」と述べた。そしてT.O.Pは最後に「母にも本当に申し訳ない」と語った。
T.O.Pは「数日間じっくり考え、初めて皆さんの前で立場を表明する場なので、こうして謝罪文を通じてお話したかった」と説明した。
なお、検察はT.O.Pに対し、懲役10月、執行猶予2年、追徴金1万2000ウォン(約1200円)を求刑。裁判所は7月20日に判決を言い渡す予定だ。