【取材メモ】笑いに包まれた『オクジャ』レッドカーペットイベント

　ソウル市永登浦区のタイムスクエアで6月13日午後、映画『オクジャ』のレッドカーペットイベントが行われた。

　この日はポン・ジュノ監督をはじめ、ティルダ・スウィントン、アン・ソヒョン、スティーブン・ヨン、ジャンカルロ・エスポジート、ダニエル・ヘンション、ピョン・ヒボン、チェ・ウシクがステージに登場。ジョークを飛ばしたり愛情表現をするなど、自然な仕草で話題を集めた。

　まず、ティルダ・スウィントンのマイクの調子が悪かったことから、ほかのキャストが先を争うようにマイクを渡し始め、アン・ソヒョン、スティーブン・ヨン、ポン・ジュノ監督まで相次ぎ複数のマイクを持ってファンにあいさつし、笑いを誘った。

　なお、スティーブン・ヨンとジャンカルロ・エスポジートはほおにキスをしたり抱き合うなどし、ポン・ジュノ監督とティルダ・スウィントンはツーショット写真を撮り、笑顔でイベントを楽しんだ。

　一方、ピョン・ヒボンとチェ・ウシクはそれぞれ「きょうは70歳の古木に新芽が出てきたような気分」「今この瞬間がとても夢のよう。『オクジャ』に出演させてくださったポン・ジュノ監督に心から感謝したい」と語り、幸せな気持ちを表現した。