イ・ミンホ、肖像権を争う裁判で二審も勝訴

イ・ミンホ、肖像権を争う裁判で二審も勝訴

 俳優イ・ミンホが、自分の写真を無断で使用したフェイスパック販売業者とドラマ『シンイ-信義-』制作会社を相手取って起こした訴訟で、1億ウォン(現在のレートで約981万円。以下同じ)の損害賠償を受けることになった。

 ソウル高裁民事13部は27日、イ・ミンホが同ドラマを手掛けた「神医文化産業専門会社」および化粧品メーカー5社を相手に起こした損害賠償請求訴訟の控訴審において、原告一部勝訴の判決を下したことを明らかにした。

 一審の判決は、慰謝料2000万ウォン(約196万円)の支払を命じるものだった。控訴審では、財産上の損害額を8000万ウォン(約785万円)まで認めた。これにより、被告の化粧品メーカーなどはイ・ミンホに対し、総額1億ウォンを支払わなければならない。イ・ミンホの肖像が入った製品を生産・廃売してはならないという決定は一審の通り維持された。

 同裁判部は「イ・ミンホは有名俳優として、自らの肖像で形成される顧客吸引力を商業的に利用する権利がある。被告の企業などは、精神的損害分のみならず、財産上の損害についても賠償する責任がある」と判示した。

キム・ユンジ記者
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