俳優キム・ムヨルが映画『人狼』でスクリーンに登場する。
映画関係者が15日に明らかにしたところによると、キム・ムヨルは最近『人狼』出演を決め、細かな事項を検討中だ。同作は、キム・ジウン監督が『密偵』に続いて送り出す新作映画。沖浦啓之監督が手掛けた同名のアニメーション作品を原作に、北東アジア情勢が動揺する中、南北が7年余りの準備期間を置いて統一政府の樹立を目指し、その中で起こる事件を描く。原作の安保闘争を、統一反対勢力と賛成勢力の対決に置き換えた。
カン・ドンウォンが「人狼」部隊の一員にして葛藤を抱えた主人公、チョン・ウソンがカン・ドンウォンの上司、ハン・ヒョジュがカン・ドンウォンと共に物語を引っ張る「セクト」関係者役で出演する。このほか、ハン・ヒョジュの友人役としてイ・ユヨンの名前が挙がっていたが、最近になってハン・イェリという暫定結論が出たという。
キム・ムヨルは、かつてのトラウマからカン・ドンウォンと対決する国家機関要員を演じる予定。劇中の主要な悪役なだけに、さまざまな俳優が候補に挙がったが、最近になってキム・ムヨルに決まったという。