減量してまで役作り、『軍艦島』イ・ジョンヒョンの女優魂

減量してまで役作り、『軍艦島』イ・ジョンヒョンの女優魂

 映画『軍艦島』に出演した女優イ・ジョンヒョンが、悲劇の歴史を生き抜いた慰安婦の女性を表現するため、減量まで行っていたことが分かった。

 13日に公開された映画『軍艦島』のスチールカットには、ありとあらゆる苦難に見舞われながらも威厳を失わない強靭な女性「マルニョン」を演じたイ・ジョンヒョンの姿が収められている。イ・ジョンヒョンは、今回の作品のために体重を35.6キロまで落とした。

減量してまで役作り、『軍艦島』イ・ジョンヒョンの女優魂

 チョン・ドゥホン武術監督は「悲劇の歴史を表現するため、きゃしゃな体なのに体重をさらに落とした。重さが5キロある銃を持つアクションシーンもしっかりこなした。それが俳優の力なのだろう」とコメントした。

 またイ・ジョンヒョンは、役作りのため歴史的な資料を研究したのはもちろん方言を活用し、細部をまで手抜きをせず努力を傾けた。

 軍艦島にいる朝鮮人の軸の一つとなるマルニョンは、誰にも気押されない豪胆な面を持ちつつ、自分よりも弱い朝鮮の幼い少女たちを抱いていたわる、毅然としたキャラクターだ。イ・ジョンヒョンの繊細な演技力と爆発的なエネルギーを通して、胸の苦しくなるようなことを観客に伝えるという。

キム・ヒョンロク記者
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