GWの家族旅行、家族連れに人気の場所は?

 5月第1週の連休期間中には、多くの家族が国内旅行に出掛けるものとみられる。ホテル予約アプリ「デイリーホテル」は、自社の顧客のデータを分析し、子どものいる親世代(35-49歳)が好む家族旅行先を調べた。

 客室予約データベースを分析した結果、2017年のゴールデンウイーク連休に家族旅行先として人気のエリアは慶尚北道慶州市(20.5%)、全羅南道麗水市(17.8%)、江原道束草市(16.4%)だということが分かった。これらの都市は、宿泊先さえ押さえておけば気軽に出掛けることができ、体験学習、グルメ、休息など何でも楽しめるという共通点がある。特に35-49歳の年齢層の人たちの宿泊予約が4月第2週(10日-16日)に入り急激に増加。この期間の販売増加率は252%に達した。

 慶州は国連教育科学文化機関(ユネスコ)が指定した歴史都市で、雁鴨池、瞻星台、仏国寺などの遺跡がある。校村韓屋(韓国の伝統家屋)村、思い出の貧民街、新羅ミレニアムパークなど、子どもたちと一緒に楽しめるスポットがあちこちにあり、教育的な次元でも、親世代から高い人気を集めている。

 僅差で2位になった麗水は、美しい自然景観を誇る都市。李舜臣(イ・スンシン)広場、鎮南館など、歴史的な名所や南海(東シナ海)の旬の海産物を楽しめる。農村体験学習や干潟体験など、さまざまな体験プログラムもある。

 ソウルから2時間ほどで行ける束草も、東海(日本海)や雪岳山の絶景を眺められることで人気のエリアだ。テディーベアファーム、ロープウエイなどがあり、親も子どももゆっくり過ごすのにピッタリの場所と言えるだろう。

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