アイドルグループBIGBANGのメンバー、T.O.P(29)=本名:チェ・スンヒョン=が、梨花女子大木洞病院の集中治療室(ICU)を後にした。今月6日に突然ICUに入院したというニュースが出回ってから四日目。T.O.Pはほかの病院へ移り、引き続き精神科の診療を受ける予定だという。
T.O.Pは9日午後2時30分ごろ、ICUから出てきた。この日、T.O.Pは患者服を着てマスクを付けたまま、車いすに乗って出てきた。心境を尋ねる質問に対し、T.O.Pは頭を下げて「申し訳ありません」と答えた。続く筆問には何も答えず、警備員が前もって確保しておいたエレベーターに乗って降りていった。
これに先立ち医療陣は、T.O.Pの容態について「かなり好転した」とコメントしていた。マスクを付けたT.O.Pの姿をきちんと見ることはできなかったが、当初「意識不明」といわれていたのと比べると、意思疎通も可能で、安定的な様子だった。
ICUを出たT.O.Pは、別の病院に移って治療を受ける。梨花女子大木洞病院では、(患者を隔離できる)安全病棟に個室がないため、個室がある別の病院に移る。T.O.Pの移送先は、保護者の要請で公開されなかった。
関係者は「T.O.Pはほかの病院の精神科で、引き続き治療を受けることになる」と説明した。