香港・台湾・日本のインフルエンサーが大邱の魅力を紹介

 香港、台湾、日本のソーシャルインフルエンサーがソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じ、モバイル利用者に対し、リアルタイムで「カラフル大邱フェスティバル2017」の様子を伝えた。

 大邱市は「カラフル大邱フェスティバル」への外国人の誘致拡大と観光の活性化を目指し、5月25日から四日間にわたり、香港、台湾、日本のソーシャルインフルエンサー8人を招待し、ツアーを実施した。

香港・台湾・日本のインフルエンサーが大邱の魅力を紹介

 今回のツアーは、来韓FIT(個人旅行者)数の増加に伴い、大邱と他地域を結ぶ交通情報が必要だと判断、大邱-ソウル、大邱-慶北をめぐる旅程が組まれた。参加者たちは初日、2組に分かれてソウルと慶州からそれぞれ旅をスタート。韓国の地方旅行の中心で交通の要所でもある大邱を紹介するのと同時に、韓国高速鉄道(KTX)や高速バスの乗車体験のためだった。

香港・台湾・日本のインフルエンサーが大邱の魅力を紹介

 参加者たちは二日目から、本格的に大邱を紹介し始めた。大邱医療観光、近代通りツアー、キム・グァンソク通り、イーワールドなどを訪れ、SNSを利用してリアルタイムで情報を発信。まさにバイラルマーケティングを繰り広げたというわけだ。

 医療観光体験は、中区東城路にある皮膚科オールフォースキン(ミン・ボッキ院長)で実施された。参加者たちはここで高度な医療技術について説明を受け、スキンケアやレーザー治療を自ら体験。香港出身の参加者タム・キキさんは「韓国の皮膚科は香港の女性にもとても有名だが、ソウル・江南地区しか知られていない。大邱でさまざまな医療体験ができるということを初めて知った。また来てみたい」と語った。

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 参加者たちは27日、カラフル大邱フェスティバルでパレードを見物したり、アートマーケット、フードトラックなどを体験しながら、楽しいひとときを過ごした。このフェスティバルについて、参加者たちは「多くの大邱市民が参加するパレードが最も印象深かった。いろいろなものを見たり食べたりして、楽しい一日だった」と評価した。

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 参加者たちは今回の大邱旅行で、外国人にオススメしたい名所1位に「キム・グァンソク通り」を、2位には「イーワールド」を挙げ、グルメではぺちゃんこギョーザ、蒸しカルビがおいしかったという。ツアー期間中、参加者たちはインスタグラムやフェイスブックに「♯韓国旅行♯大邱旅行」といったハッシュタグを付けて書き込みをした。最も人気を集めたのは、張香香さんによるアプサン展望台に関する書き込みで、「いいよ」が1万1000件を超えた。

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 フェイスブックのフォロワー56万人を誇る張香香さんは「台湾人の多くは明洞や東大門など、ソウルしか知らないが、こうしてSNSを通じて大邱の名所を紹介することができてうれしい。イーワールドやキム・グァンソク通りなど、さまざまな見どころがある大邱の魅力を積極的に伝えたい」と語った。

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※ソーシャルインフルエンサー:ブログやユーチューブ、フェイスブック、インスタグラムなどSNSを利用し、自ら制作したコンテンツを使って情報を発信することで、世間に大きな影響を与える人のこと。

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