映画『鋼鉄の雨』(ヤン・ウソク監督)が、今年2月2日の撮影開始からおよそ4カ月を経て、今月1日にクランクアップを迎えた。映画配給会社NEWSが8日に明らかにした。
映画『鋼鉄の雨』は、現大統領と次期大統領当選者が併存する韓国の政権交代期、クーデターで致命傷を負った北朝鮮の最高権力者「1号」が秘密要員オム・チョルウと共に韓国へ潜入したことにより、韓半島(朝鮮半島)史上最大の危機を迎えることになる南北の秘密諜報作戦を描いた作品。今年下半期に公開される予定だ。
クランクアップと共に初公開されたスチールには、クーデーターで破壊された開城工業団地に残された、かつての偵察総局の精鋭要員オム・チョルウ(チョン・ウソン)や、大統領府の外交・安保首席代行クァク・チョルウ(クァク・ドウォン)の姿が収められている。
チョン・ウソンは「『鋼鉄の雨』は、韓半島に生きているわが民族の過去、現在、そして未来について考えてみることができる作品。一日も早く観客と会いたい」と、クランクアップの所感を伝えた。