最近、多くのコスメ・ブランドが女性ではなく、男性モデルをイメージキャラクターに起用するケースが増え、当代最高の女優たちばかりが務めていた化粧品モデルの版図が変わっている。
1兆ウォン(約1000億円)に達する韓国のメンズビューティー市場は、スキンケアをはじめ、メークアップ化粧品、女性向け商品に至るまで、その領域を拡大し続けている。さらに、関連グッズまで男性モデルを積極的に起用し、グルーミング市場はもちろん、女性客のハートをキャッチしている。
国民的弟と言われるパク・ボゴムは、2016年10月に発表されたコスメ・ブランド「VPROVE」の顔になった。関係者は「パク・ボゴムが持っている澄んでいて正直なイメージが、専門的で信頼できるブランドのコンセプトとピッタリなため、広告モデルに選んだ」と説明。
Block BのP.Oはコスメ・ブランド「YURICA」と専属モデル契約を結んだ。関係者は「さまざまな魅力で女心を刺激しているP.Oが、ブランドのイメージとよく合うと判断し、モデルに抜てきした」と話している。
ファン・チヨルは昨年に続き、2年連続で「SIERO COSMETIC」のモデルを務める。ファン・チヨルは明るくエネルギーあふれる姿を見せ、ブランドイメージを向上させるのに一役買ったと評価され、2017年にもモデルとして活動することになった。
イ・ジョンソクは4月に発表されたコスメブランド「celebeau」のモデルとして、20-30代の女性たちのハートをキャッチするものとみられる。関係者は「ブランド哲学とイ・ジョンソクのクリーンなイメージがピッタリだったので、モデルに抜てきした」と話している。