忠清北道丹陽郡が140億ウォン(約14億円)を投じ、島潭三峰遊園地をはじめとする主要観光スポットを新たに整備する。まず、予算14億ウォン(約1億4000万円)をかけて渡し場をつくり、観光客が既存の遊覧船やモーターボートのほか渡し船(12人乗り)に乗って島潭三峰(名勝第44号)を眺めることができるようにする計画だ。丹陽八景の一つ、島潭三峰は昨年およそ307万人が訪れた、忠清北道随一の観光スポットだ。
丹陽郡は、島潭三峰の向かいにある島潭エリアに南漢江の風景を眺めながら散策を楽しめる探訪コース、公園を造成する。すでに丹陽郡は昨年36億ウォン(約3億6000万円)を投入し、島潭三峰遊園地入り口の駐車場を拡張したり、トイレなど便益施設の補強工事を行った。
小白山のふもとにある、2000年にオープンしたタリアン観光地も、17年ぶりにリニューアルされる。駐車場を広くし、トイレや水飲み場などがある便益施設2棟、カート通行路なども整備する。丹陽郡はここを白山ケーブルカーの出発点にしようと考えており、事業が予定通り進めば、滞在型観光スポットの拠点になるものと期待される。
丹陽郡はまた、車の流れがスムーズでなかった温達観光地への進入路を整備し、既存のゲートを撤去した後、新たに設置する。一方、泉洞観光地には新たにキャンプ場やスポーツ施設などを整備し、探訪コースなどを新設する。