女優ソン・ヒョナ(41))が活動再開に先立ち、離婚訴訟中だった夫が亡くなるという事件に見舞われた。
京畿道華城の消防関係者が9日に明らかにしたところによると、ソン・ヒョナの夫は同日午前8時58分、京畿道烏山市のオフィステル(住居兼事務所)工事現場に停めた車の中で死亡した。遺体は同日、現場近くの労働者が発見し、直ちに消防へ通報した。
関係者によると、遺体は車内にあり、また練炭に火を付ける際に用いる「着火炭」を焚いた痕跡も車内に残っていた。さらに現場の労働者は当時、「ひどい悪臭がする」と通報していた。この事件は現在、京畿道の華城東部警察署に引き継がれ、捜査が行われている。
この件をめぐり、ソン・ヒョナの所属事務所Mars ENTの関係者は9日、スターニュースの取材に対し「ソン・ヒョナ自身は、夫が亡くなったというニュースを直接聞き、嫁ぎ先の家の人々も警察を通して関連の話を伝え聞いたということで、葬儀など今後の手続きについて協議している」「ソン・ヒョナは夫と随分前から離婚訴訟を続けていたところ、このようなニュースを聞くことになり、とにかく気の毒」と語った。
ソン・ヒョナは最近まで女優として活動を再開させる意思を示し、注目を集めていたことから、不憫さはさらに増している。ソン・ヒョナは2013年にいわゆる「スポンサー契約」売春事件で略式起訴された後、正式裁判を請求した。長い裁判の末、16年6月に無罪の言い渡しを受け、容疑が晴れた。