東方神起のユンホが、幸せな悩みを抱えることになった。20日に退役することから、今後の活動についてのロードマップを策定しなければならないが、選択肢は多い。何を選ぶにしても、いい結果が出ると予想されている。
ユンホが退役後に行う活動は、大きく分けて二つ。ソロ歌手としてのデビューと、演技者としての活動だ。前者は新たなチャレンジになり、後者もまた俳優として幅を広げられるという利点がある。所属事務所のSMエンターテインメントは19日、イーデイリーの取材に対して「今の時点で決まっているものはないが、さまざまな可能性について話し合っているところ」とコメントした。
ユンホは入隊前の2015年、日本でソロのミニアルバムを発売している。しかし、これはファンサービスという性格が強く、韓国国内には紹介されていない。歌手としての自分の真価を確認するチャンスだ。8月に予定されているチャンミンの退役前にソロ活動を繰り広げることで、東方神起は健在だということをあらかじめアピールする効果もある。
ユンホは兵役中、一人でステージを作り上げ、ソロ活動の可能性を示している。今月1日に京畿道楊州市で開催された公演がその代表例だ。この時ユンホは、節度ある振り付けとステージマナーを披露した。当時の現場の様子を収めた映像は、話題にもなった。
俳優としての活動も考慮の対象だ。ユンホは、09年に放送されたMBCのドラマ『No Limit ~地面にヘディング~』を手始めに、SBS『野王』などへ出演した。最初のころは、期待に応えていないという評価が多かったが、最後の作品となったMBCの『夜警日誌』では好評を博した。映画『国際市場で逢いましょう』にもサプライズで出演した。
バラエティー番組への出演も続くとみられている。兵役中は特級戦士に選ばれるなど、模範的だったと伝えられ、視聴者予備軍は好感を持っている。既に、主なバラエティー番組の渉外リストに上っているという。
ユンホは20日午前9時30分、京畿道楊州市の第26機械化師団正門前で退役のセレモニーを開き、ファンの前で「カムバック」を申告する。ただし、場所が狭いため、短いあいさつをするだけの予定だ。