俳優キム・ナムギルが、もう「おじさん」と呼ばれていて、年を取っていくのはいいことだと語った。
映画『ある日』の公開を控えているキム・ナムギルは3月31日、ソウル・三清洞のカフェでインタビューに応じ、このように語った。
1981年生まれのキム・ナムギルは「もう『おじさん』と呼ばれている。『パンドラ』(2016)でハッシュタグを教わった。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)をやっていないので、よく分からない。ダンスミュージックにもついていけない。スピード感においつけない。歌は昔のものがいいと言い訳をしている」と笑った。
さらに「運動するときも、インタビューのときも、感じが違う。前は、インタビューを受けて家に帰っても『何かもっと言うことはなかったかな』と思っていたが、このごろはへとへとに疲れ果てる」とジョークを飛ばした。
「ガールズグループも分からない」というキム・ナムギルは「TWICEもよく知らない。チャ・テヒョンさんがTWICEにどっぷりはまっていて、話を聞いた」と白状した。
しかしキム・ナムギルは「年を取っていくのはいいこと」という。「20代のころは重厚な印象を与えたくて、そのためにひげを生やした。先輩方が『もっと年を取るべき』というので、『僕も今では30代後半なんですよ』と答えたら『男は40から』だと」。
さらにキム・ナムギルは「先輩方が、『このごろは50、60にはならなければ何が分かるというが、そうなのだろうか』というので、だったらイ・スンジェ(82)先生くらいにはならないといけないんじゃないかという思いを抱いた。ハリウッドは、年を取った俳優も素敵でセクシーではないか。そんな風に、年を取っても素敵な俳優でありたい」と付け加えた。
キム・ナムギルの新作『ある日』は4月5日に公開される。