松の宮殿と言ってもいいくらいだ。韓国最大規模を誇る松の天然林で、朝鮮第19代国王・粛宗が王室の黄腸封山に指定した慶尚北道蔚珍郡金剛松面召光里一帯の金剛松林は、面積2247万平方メートルを誇り、樹齢200年以上の松8万本、520年の保護樹2本を含め、樹齢350年の美人松、樹齢がよく分からない大王金剛松まで、計1280万本の松が自生している。1959年に育種林、85年に天然保護林、2001年には山林遺伝資源保護林に指定された。
蔚珍郡の林光元(イム・グァンウォン)郡守(郡の首長)は「体験と休養を主とした山林生態休養団地をつくるとともに、東海岸の新たな山林観光スポットとして育成するため、着実に事業を進めている」と話している。
ここは探訪ガイドを予約するシステムになっており、探訪3日前までに必ず予約しなければならない。ホームページや案内センター、蔚珍国有林管理所金剛松生態管理センターに問い合わせればよい。