歌手で俳優のキム・ヒョンジュンが26日、飲酒運転で警察に摘発されていたことが分かった。今年2月に除隊して芸能界復帰を目指していたが、復帰に赤信号がともった。
警察と所属事務所「キーイースト」が30日に明らかにしたところによると、キム・ヒョンジュンは26日午前2時ごろ、ソウル市松坡区の自宅近くで酒に酔った状態で運転したとして、道路交通法違反で在宅起訴された。
キム・ヒョジュンは酔った状態だったため信号待ちの間に居眠りし、後続車からの通報を受けて出動した警察がキム・ヒョジュンの飲酒運転を確認した。キム・ヒョンジュンの血中アルコール濃度は0.075%で、免許停止に当たる数値だったという。
所属事務所の関係者はスターニュースの取材に対し「自宅近くで知人と酒を飲んでいるときに、駐車管理スタッフから車の移動を要請された。1キロ未満の距離だったが、車を移動させている途中で取り締まりに遭った」と説明した。
キム・ヒョンジュンは今回の飲酒運転により、当分の間は芸能界復帰が難しくなるとみられる。2月11日に21か月間の兵役を終えて除隊したばかりで、芸能活動再開を模索していた。元交際相手とのトラブルで法的闘争もあったが、先ごろ損害賠償訴訟に勝訴し、復帰に弾みがついたかに見えた。
4月29日には除隊後初のファンミーティングを開催し、復帰を待ち望んでいるファンへの恩返しの時間を設ける予定だった。しかし再び問題を起こしたことで、芸能界復帰自体に暗雲が立ち込めてしまった。自ら危機を招いてしまったわけだ。
所属事務所の関係者は「理由がどうであれ、酒を飲んで運転したことは過ちだ。本人も事実を認識し、反省している。今後はこのようなことが二度と起きないよう注意する」と話した。