ソウル中央地検女性児童犯罪調査部(イ・ジョンヒョン部長)は、歌手・俳優でJYJメンバーのユチョン(本名:パク・ユチョン、30)に性的暴行を振るわれたと虚偽の告訴をしたとして女(24)を在宅起訴したことを14日、明らかにした。
検察によると、女は2015年12月、自身が働いていたソウル市江南区の飲食店にある男子トイレで、ユチョンと合意の上で性的関係を持ったという。ユチョンは女に連絡先を尋ねるなど好意を持っている様子だったが、性的関係を持った後はユチョンが連絡先を教えないまま去ってしまったことから、女がユチョンに対し悪い感情を抱いたとされる。
別の女性が昨年6月にユチョンに性的暴行を振るわれたとして告訴、ユチョンから多額の和解金を受け取ったが、この報道を女は見たとされる。そこで女は、自分もユチョンを強姦(ごうかん)罪で告訴しようと決心、同月16日、ソウル・江南警察署に虚偽告訴したと検察は発表した。女はまた、テレビ局2局で「ユチョンに性的暴行を振るわれた」とインタビューで虚偽の内容を語り、ユチョンの名誉を毀損(きそん)したと検察では言っている。
ソウル中央地裁は今年1月、ユチョンと性的関係を持った後に「性的暴行を振るわれた」と虚偽の告訴をし、ユチョンに5億ウォン(約5000万円)を要求したとして起訴された女(25)に懲役2年を言い渡している。