朴大統領罷免:バラエティー番組、軒並み放送休止

朴大統領罷免:バラエティー番組、軒並み放送休止

 憲法裁判所が朴槿恵(パク・クンへ)大統領の罷免を認める判断を下した10日、『ジャングルの法則』(SBS)、『みにくいうちの子 もう一度書く育児日記』(SBS)、『シングル男のハッピーライフ』(MBC)など金曜夜のバラエティー番組がことごとく放送休止となった。韓国憲政史上初となる大統領の弾劾決定を受け、地上波3社がそろって午前0時まで「ニュース特報」「緊急対談」などを放送したからだ。

 これにより、金曜夜のバラエティー番組はKBS第2を除き、全て放送休止となった。視聴率1、2位を争う人気バラ―ティー番組が軒並み放送休止となったことで、視聴者からの不満が相次いだ。

 視聴者たちは「小学校1年生の息子が1週間に1度だけ夜遅くまでテレビを見ることが許されている日で、『ジャングルの法則』だけを楽しみにしていたのに見られず、大泣きした」「チキンにかぶりつきながらバラエティー番組を見ようと思ったのに」「弾劾が決まったのはいいが、バラエティー番組が放送休止になるなんてひどい。笑いながら生きようよ」といった反応を見せた。一方、「こんな日なのだから放送休止に賛成する」という意見もあった。

キム・ミギョン記者
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