『シングルライダー』コン・ヒョジン、「イ・ビョンホンは親切」

『シングルライダー』コン・ヒョジン、「イ・ビョンホンは親切」

 映画『シングルライダー』に出演した女優コン・ヒョジン(36)が、イ・ビョンホンとの共演について思いを語った。

 コン・ヒョジンは2月23日午前、ソウル市鍾路区三清洞のカフェで、映画『シングルライダー』(イ・ジュヨン監督)についてインタビューを受けた。

 イ・ビョンホンとの共演について所感を尋ねられたコン・ヒョジンは「イ・ビョンホン先輩は、いつも負担があるようだった。後輩や、初めて一緒に演技をする俳優あるいはスタッフが負担気味だったのではないかと思う」と答えた。

 コン・ヒョジンは「誰もがイ・ビョンホン先輩の演技を認めて、その演技に期待している。撮影を始めると『演技の神が演技し始めた』というような反応をするはずで、本人が考えていたより物足りない演技をすると、『この人々が失望したらどうしよう』というような重圧を感じて負担だったようだ。一緒に撮影するとき、ちょうど私も、実際に演技する姿を見るべきかモニターで見たほうがいいのか、悩んだ」と説明した。

 コン・ヒョジンは「(イ・ビョンホン)先輩は、私の予想とは違っていた。適当に妥協もする人。こだわりが強いんだろう、完璧に整理してくるんだろうと思っていた。けれど監督さんの希望があれば、それに合わせてアレンジする俳優だった。撮影してみると、アレンジがだめな俳優もいる。家で考えてきたのと違うと、うまくいかない俳優もいるが、イ・ビョンホン先輩にみんな合わせた」と語った。

 さらに「もちろん、先輩がアレンジする俳優だとは思ったが、何か、自分が準備してきた正確な絵があるんだろうと思っていた。けれど、そうではなかった。『またやってみよう』と言って、別のスタイルに変えた。それと、現場ではシャープでデリケートなんだろうと思っていたけど、面白くて愉快な人だった。限られた状況に、本当にうまく柔軟に合わせた。親切だったと思う」と伝えた。

キム・ミファ記者
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