キム・ミニがベルリン国際映画祭の主演女優賞を受賞したことで一層話題を集めているホン・サンス監督の新作『On the Beach at Night Alone』(『夜の海辺で一人』)が、青少年鑑賞不可指定という扱いで3月22日に韓国で公開される。
映像物等級委員会(映等)が22日に明らかにしたところによると、『On the Beach at Night Alone』(『夜の海辺で一人』)は、青少年鑑賞不可のカテゴリーに分類された。テーマが最大の問題になった。
映等は「喫煙シーンや、男女が酒を飲みながら会話するシーンがひんぱんに登場し、性的表現のせりふも数回使用されて」いると説明した。さらに「薬物およびせりふの有害性はやや高めというレベルだが、男女の不倫で愛と苦痛を経験し、後悔と彷徨をするというテーマ設定は青少年に有害な内容を含んでおり、青少年が鑑賞しないよう格別の注意が必要な『青少年鑑賞不可』映画」と付け加えた。
昨年6月以降、不倫説が持ち上がっているホン・サンス監督とキム・ミニ。この2人が映画『Right Now, Wrong Then』(2015)以来再び手を組んだ『On the Beach at Night Alone』(『夜の海辺で一人』)は、既婚者との不倫に陥った女優が、旅行しながら愛について悩むというストーリーで、関心を集めた。