ベルリン映画祭 女優賞にキム・ミニ=韓国人女優で初

【ベルリン聯合ニュース】第67回ベルリン国際映画祭は18日、コンペティション部門の授賞式が開かれ、女優賞に韓国のキム・ミニ(34)が選ばれた。同映画祭で韓国人女優が受賞するのは初めて。

 キム・ミニはホン・サンス監督の映画「オン・ザ・ビーチ・アット・ナイト・アローン」で映画監督と不倫に陥る女優を熱演した。

 キム・ミニは受賞後、「とても美しい映画を作ってくれた監督に感謝する。この映画が誰かには心に深く響くものがあるかもしれない。映画祭で星のように輝く喜びをプレゼントしてもらった」と涙を浮かべながら感激した。

 キム・ミニは1999年にテレビドラマでデビュー。映画「火車 HELPLESS」(ピョン・ヨンジュ監督、2012年)、「今は正しくあの時は間違い」(ホン・サンス監督、15年)、「お嬢さん(アガシ)」(パク・チャヌク監督、16年)などに出演した。

 一方、ホン監督とキム・ミニは昨年6月から不倫が取り沙汰されている。昨年11月にはホン監督が夫人との離婚手続きに入ったことが明らかになった。

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