俳優チョ・インソンが、映画『ザ・キング』で元AFTERSCHOOLの女優イ・ジュヨンとファンタジックなベッドシーンを見せたことについて、「きまり悪かった」と語った。
チョ・インソンは13日、ソウル市三清洞のカフェでインタビューに応じ、その席でこのように語った。映画『ザ・キング』は、権力をつかもうと検事になった男が、既に権力を左右する立場にある別の検事と出会うことで起こる事件を描いた作品。チョ・インソンは劇中、清純な女優だがセックスビデオを撮られるという役で出演したイ・ジュヨンとベッドシーンに臨んだ。平凡な検事暮らしから、権力をもてあそぶ政治検事へと変わるきっかけになる場面だ。
チョ・インソンは「ひさしぶりにベッドシーンを撮るのできまり悪かった」と語った。チョ・インソンは8年前に映画『霜花店 運命、その愛』で、チュ・ジンモ、ソン・ジヒョと強烈なベッドシーンを撮った。チョ・インソンは「なにしろ親しいわけでもなく、初めて会ったのに『こんにちは。それじゃ撮りましょうか』という状況だったので難しかった。それでも、僕より女優の方がずっときまり悪く、大変だったことだろう」と語った。
さらにチョ・インソンは「もともとはもっと濃い描写だったが、15歳以上指定を念頭に置いてレベルを調整した」と付け加え、「それだけでなく、僕が務める役は観客から憎まれないようにすべきだったので、それくらいのレベルがちょうどよかったようだ。その場面を撮るとき、女性スタッフからは『やりすぎはだめ』という反応がかなりあった。その役はそれがちょうどいいという反応だった」と説明した。
映画『ザ・キング』は今月18日から公開が始まる。