ナ・ホンジン監督が、映画『哭声』の日本公開を前に、現地プロモーションに乗り出した。
ナ・ホンジン監督は24日、國村隼と共に、東京の劇場で開かれた『哭声』試写会に出席した。『哭声』を見に来た日本の観客は、ナ・ホンジン監督と國村隼に熱狂したという。
日本向けのポスターでは、韓国版とは異なり、國村隼を前面に押し出した。日本で演技派として定評ある國村隼。当人も『哭声』には非常に満足し、日本でのプロモーションにも情熱的に参加しているという。
昨年5月に韓国で公開された『哭声』は、観客動員数687万人に達するほどの高い人気を集めた。カンヌ国際映画祭で好評を博しただけでなく、米国の映画専門誌『インディワイヤー』が「今年のインディホラー映画ベスト13」に同作を挙げるなど、海外でも大きな話題となった。
最近では、リドリー・スコット監督のスコット・フィルムから『哭声』リメイクの提案があり、注目された。
果たして『哭声』は日本の観客も「惑わす」のか、関心が集まっている。