【ソウル聯合ニュース】韓国の俳優チョ・インソンとヒョンビンの「トップスター対決」の結果は、チョ・インソンに軍配が上がった。チョ・インソン主演の映画「ザ・キング」(原題)は封切り日の18日、ヒョンビン主演の「共助」(同)を大きく引き離し、興行成績1位を記録した。
映画振興委員会の統計によると「ザ・キング」は18日に28万8972人を動員した。これは1月に公開された映画の中で初日の動員数最多だ。
2008年公開の「霜花店 運命、その愛」から9年ぶりとなるチョ・インソンのスクリーン復帰作「ザ・キング」は、権力者たちの世界を辛らつで痛快に風刺したとの評価を受けている。
ヒョンビンとユ・ヘジンが出演した「共助」は初日に15万1653人を動員し、2位スタートとなった。
2014年公開の「王の涙 イ・サンの決断」から3年ぶりにスクリーンに戻ってきたヒョンビンは、カーチェイスシーン、格闘技、ワイヤーアクションなど多彩なアクション演技を披露した。
ここ2週、興行1位の座を守ってきた日本のアニメ映画「君の名は。」は3位に転落した。現在までの同作の観客動員数は273万8251人だ。今月上旬に来韓した新海誠監督は、観客動員が300万人を超えたらもう一度韓国に来ると約束しており、監督の韓国再訪の可能性も視野に入ってきた。