18日午後6時30分、ソウル市中区のソウル・プレスセンターで「第8回今年の映画賞」授賞式が行われ、映画『密偵』のソン・ガンホが主演男優賞、『徳恵翁主』のソン・イェジンが主演女優賞に輝いた。
ソン・ガンホは2010年の『渇き』、14年の『弁護人』に続き、「今年の映画賞」で3回目となる主演男優賞を受賞した。
ソン・ガンホは授賞式で「『1本の映画で世界が変えられるものか』と言われるが、私の考えは違う。1本の映画でも十分に世界を変えることができると思う。わずか数人の観客がたった数時間の映画を見るだけだとしても、それが少しずつ世界を変えると信じている」とコメントした。
作品賞は『哭声』に贈られた。『哭声』ではナ・ホンジン監督が監督賞も受賞、2冠に輝いた。助演男優賞は『新感染 ファイナル・エクスプレス』(原題『釜山行き』)のマ・ドンソク、助演女優賞は『徳恵翁主』のラ・ミラン、新人賞は『4位』のチョン・ガラムと『お嬢さん』のキム・テリに決まった。