1月2日、SHINHWAが13枚目のアルバム「13TH UNCHANGING - TOUCH」を発売した。今回のアルバムには、タイトル曲「TOUCH」をはじめ計10曲が収録されている。「TOUCH」は、洗練されたメロディーとグルーヴ感が際立つナンバーで、お互いへの配慮と気遣いをなくしたせいですれ違う恋人たちの後悔と未練、痛みの感情を、SHINHWAならではの感性で表現した。
12月末、新アルバムの発売を前に、ソウル市江南区のカフェでSHINHWAのインタビューを行った。
-どんな心境か。
(イ・ミヌ)今度、1月から13枚目のフルアルバムの活動をスタートさせますが、これまでのSHINHWAの活動とはちょっと違います。いつもは夏に活動したんですよ。冬に活動を始めるので、新鮮な印象。僕たちはアルバムを出すとき、大衆よりもファンのことを考えます。今回も、ファンサイン会などさまざまな活動を通してファンと対面することを考えています。釜山と大邱のコンサートも確定しました。ファンと会えると思うと、もう嬉しくて。
-新アルバムのタイトルは「UNCHANGING」だが、特別な意味があるのか。
(イ・ミヌ)19年間変わらない僕たちの心を込めました。13枚目のアルバムのリード曲「ORANGE」と同じ意味ですね。ファンに向けた、変わらない気持ちをもって、僕たちが絶えず一生懸命やっているということをお見せしたかったんです。
-このごろアイドルは7年周期で、再契約せずに解散するケースが多いが、20年一緒にやってきたSHINHWAには秘訣があるのか。後輩にロングランの秘法を伝えてあげるとしたら。
(イ・ミヌ)チームがあるからソロ活動が存在するんだと思います。僕たちはいつもチームのことを考えて、互いに気を使い、配慮しています。
(チョンジン)これまで一緒にやってきた力の源は、メンバーですね。誰にでも成功するタイミングがあります。エリックも前に話していましたが、SHINHWAでなければ、チョンジンという名前もなかったでしょう。
-もう30代も終わりだ。20代の終わりと比べて、30代の終わりはどうか。
(キム・ドンワン)20年活動してきて大変じゃないかというけれど、ほかの30代後半の歌手も盛んに活動してるじゃないですか。いつごろからか、年齢のことは考えないようにしてますね。
(イ・ミヌ)アイドルという職業は年齢を忘れさせるみたいです。
(エリック)韓国でボーイズグループとしてこれほど長く解散せずに活動した前例はないですよね。SMAPが解散するので今ではロールモデルもなく、どこかからアドバイスをもらうこともありません。どういう形でこの先活動するかは、僕たち自身、活動する中で体得しなければならないんでしょう。俳優には、年齢を重ねた男性が持つメリットがありますが、アイドル歌手として、僕たちの年代が持つ魅力をアピールするのが重要だろうと思います。新しく出てきたアイドルたちと体力対決をするのは無意味です。
-第1世代アイドルのカムバックが続いているが、解散後に再結成するというので、かなり注目されている。SHINHWAも、解散して再結成していたら、さらに注目されていたのではないだろうか。SHINHWAが低く評価されているという印象もある。
(チョンジン)SHINHWAが解散しても、また一つになれたでしょう(笑)。解散せずにいるのがいいんです。元祖メンバーそのままで。
(イ・ミヌ)僕たちのことは、先輩方がすごく認めてくれました。存在するだけで素敵だと言ってもらえて、本当に胸がいっぱいです。