俳優オム・テウンを性暴行で告訴したものの、逆に虚偽告訴で起訴された30代の女性被告が、マッサージ業者と組んでオム・テウンの性売買の場面を録画していたことが分かった。
水原地裁城南支部刑事第6単独部(金榮桓〈キム・ヨンファン〉判事)は29日、被告らに対する初公判を開いた。
性売買・虚偽告訴・共同恐喝などの疑いが持たれている女性被告には、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反(カメラ利用等撮影)の疑いが追加された。被告は今年1月、京畿道城南市のオフィステル(住居兼事務所)に入居するマッサージ店でオム・テウンが性売買をした後、7月にオム・テウンを性暴行の疑いで告訴した。しかし警察による捜査の結果、被告による虚偽告訴の疑いが判明した。マッサージ業者と共謀し、性売買の後、オム・テウンに数回にわたって電話をかけ、1億5000万ウォン(現在のレートで約1438万円)を要求していたことが分かった。
また29日の公判では、女性被告などが今年1月、オム・テウンが予約した事実を知ってマッサージ店内に自動車用のレコーダーを設置し、性関係の場面を録画していたことも分かった。しかし被告は容疑のほとんどを否認した。
マッサージ業者には、性売買あっせんと共同恐喝、カメラ利用等撮影の容疑が適用された。業者は容疑の大部分を認めたが、弁護人は「隠しカメラは解像度がは低く(きちんと撮れていなかったので)、カメラ利用等撮影の容疑は未遂にとどまる」と主張した。
なお女性被告は、今回の事件とは別に詐欺の罪で収監中だが、来月6日に出所する予定。
オム・テウンは今年1月、京畿道城南市のオフィステルに入居するマッサージ店で金を払って性売買を行った罪(性売買あっせん等の行為の処罰に関する法律違反)により、今月初めに罰金刑を受けた。最近、妻のユン・ヘジン、娘のジオンちゃんと共にインドネシアのバリ島へ旅行に出かけたことが分かっている。