映画配給会社のCJエンターテインメントは18日「イ・ビョンホン、キム・ユンソク、パク・ヘイル、コ・ス、パク・フィスンなど映画『南漢山城』のメーンキャストが確定した。11日に最初の台本読み合わせと告祀(お祓い)を行ったのを手始めに、撮影をスタートさせた。今月21日にクランクインする」と発表した。
『南漢山城』は、1636年・仁祖14年の丙子胡乱(清の朝鮮侵略)に際し、国王や朝廷が南漢山城の外に出られないという孤立無援の状況の中で繰り広げられる、47日間の物語を描いた作品。金薫(キム・フン)の同名のベストセラーが原作で、『トガニ 幼き瞳の告発』『怪しい彼女』などの演出を手掛けたファン・ドンヒョク監督の新作だ。
イ・ビョンホンが吏曹判書・崔鳴吉(チェ・ミョンギル)を演じ、またキム・ユンソクが礼曹判書・金尚憲(キム・サンホン)役でイ・ビョンホンと初共演する。
またパク・ヘイルは国王・仁祖、コ・スは鍛冶職人のソ・ナルスェ、パク・フィスンは守禦使・李時白(イ・シベク)を演じる。
イ・ビョンホンは「素晴らしい作品のために、寒さと戦わなければならないようだ。皆さんが元気に撮影を終えられることを望む」と所感を伝えた。またキム・ユンソクは「見事なシナリオと出会えたことにとても感謝し、期待している。最善を尽くしたい」と伝えた。