15日午後のメディア試写会でベールを脱いだ映画『兄』では、俳優チョ・ジョンソクと共に、EXOメンバーのD.O.(本名ト・ギョンス)が歌手ではなく俳優として観客の前に登場した。
お互い全く釣り合わなさそうな2人は、ストーリーが進むにつれ一つになっていき、ラストでは涙を誘う感動をもたらした。
チョ・ジョンソクは「普遍的で大衆的な家族という意味をよく考えさせる映画。面白くて、悲しい」と語った。
D.O.は「1年前に撮影したのであまり覚えていなかったが、当時の感情や様子が次々とよみがえってきた。チョ・ジョンソクの演技を見て、笑い続けていた。当時は現場でも、ジョンソク先輩のおかげで笑いが多かった。笑わないシーンにもかかわらず、NGを何度も出した」と語った。
劇中「柔道の国家代表選手で視覚障碍者」という役を演じたD.O.は、演技を準備する中で、柔道と視覚障碍者について学んだという。D.O.は「映画の中では柔道の国家代表だったので、不自然に見えないように練習した。スケジュールがきつかったが、時間になればとにかく柔道の練習をして運動した。本当に一生懸命運動したけれど、思ったほど体は大きく見えなかったみたい」とジョークを飛ばした。
映画『兄』は今月30日封切り。